第37回教育検討会プログラム

日時: 2013年2月3日(日) 10:00~16:00
場所: 東京慈恵会医科大学 第1号館5階講堂
参加費: 2,000円(医学生・初期研修医は無料)昼食代を含む


□プログラム

9:30 開場・受付

10:05~10:20 新教育検討会委員長の挨拶:森田 潤(こどもクリニックもりた)

10:20~11:35 「大学における地域医療教育の現状と課題」前野哲博(筑波大学・地域医療教育学教授)
地域医療教育は、大学病院で完結できるものではなく、地域医療を担う医師の協力が必要不可欠である。今回は、全国の地域医療教育の動向と、筑波大学における地域医療教育の実際および今後の課題について紹介する。

11:35~12:00 「当院卒業の医師たちに当院のプライマリ・ケア研修1か月は、現在の職場で役に立っているか?よかったこと、研修への注文などのアンケート調査報告」大久保節士郎(立川相互病院小児科)

13:00~14:20 「医学教育を支える学習理論」福島 統(東京慈恵医大・教育センター教授)
1995年に慈恵医大のカリキュラム委員になり初めて医学教育学に触れたとき、GIOとSBOの虜になり、2000年の富士研で正式にGIO、SBOなど行動主義を学びました。今でもSBOは偉大だと思います。SBOがカリキュラムを可視化したからです。しかし、学習理論は、1950年代の行動主義から、1970年代の構成主義、そして1990年代の状況論へと新しい考え方が出てきました。テュートリアルは構成主義、診療参加型臨床実習は状況論がその基盤となっています。ここでは、これらの学習理論を医学教育に沿う形で解説します。

14:30~15:10 「研修医に患者の社会的背景を考えさせる外来カンファレンス」和田 浩(健和会病院小児科)

15:10~15:40 「変わってきた医師国試問題の小児科」横井茂夫(横井子どもクリニック)

16:00 閉会