● 【1】ほんとうに重要な呼吸器感染症の診断とその意義
時間:9月9日(土)9:10~10:20(提供:ホロジックジャパン株式会社)
▷会場:G403
司会:宮田 章子(さいわいこどもクリニック)
演者:笠井 正志(兵庫県立こども病院)
新型コロナ、インフルエンザ、RSウイルスなどの呼吸器感染症を、小児プライマリケアの現場において鑑別および確定診断する意義はますます重要になってきていると思われます。本セミナーでは『ほんとうに重要な呼吸器感染症の診断とその意義』と題して、コロナ禍中のRSウイルスと新型コロナ同時流行の経験をはじめ、身体所見を含めた診断プロセス、経過予測と入院判断などの診療フローについて、兵庫県立こども病院 笠井先生より講演いただきます。
● 【2】ライフステージ別に小児感染症を考える 演題1:乳幼児感染症の変遷と新たな展開 演題2:小児期、就学期以降の小児感染症
時間:9月9日(土)10:30~11:40(提供:サノフィ株式会社)
▷会場:G301+G302
司会・演者:橋本 浩一(福島県立医科大学)
司会・演者:中野 貴司(川崎医科大学)
昨今、感染症やワクチンに対する保護者の関心は高まってきています。
年齢により罹る感染症は異なり、状況に応じた予防や治療が必要です。
本シンポジウムでは、お二人の専門家をお招きして、ライフステージ別という新しい観点で小児感染症について考えて参ります。
乳幼児期の感染症から麻疹やポリオなど就学期以降の感染症まで、疫学や最新のトピックス、小児科外来の現場において注意するポイントについてご講演いただきます。
● 【3】ビタミンD 最新の知見
時間:9月10日(日)8:50~10:00(提供:森下仁丹株式会社)
▷会場:G403
司会:時田 章史(クリニックばんびぃに)
演者:冨本 和彦(とみもと小児科クリニック)
演者:太田 邦朋(東京労災病院)
近年、コロナ禍では外出を避けたり、過剰な紫外線対策によりビタミンDが不足している小児が増え、骨のトラブルも増加しています。母乳育児の赤ちゃんはビタミンD不足。食事から摂取することが難しく、日光浴も困難な場合は、サプリメントで補うことが極めて重要です。今は少子化の時代、かけがえのない赤ちゃんがすくすくと成長するためにはビタミンDは欠かせません。今回の講演では不妊との関係にも触れ、こどもと女性、それぞれに対するアプローチでビタミンDの重要性をご紹介いたします。
● 【4】クリニックでできる乳幼児湿疹ケア
時間:9月10日(日)10:10~11:20(提供:大塚製薬株式会社 メディカル・アフェアーズ部)
▷会場:G404
司会:川田 康介(かわだ小児科アレルギークリニック)
演者:西 凛(祐天寺ファミリークリニック)
演者:世間瀬 基樹(東京シティクリニック三田)
Primaryで外来を診療されている小児科のクリニックの先生方に対して、小児科の先生がタッチしやすい予防接種のタイミングでの肌チェックとスキンケアのコツ。湿疹で受診された患者さんに対して湿疹に対する早期介入と食物摂取をすることで食物アレルギーが予防ができる。この2点に対して最新のエビデンスを解説頂きながら、日常診療での工夫やコツをご紹介頂き明日からの診療に役立つ内容をお伝えできればと考えております。
● 【5】クリニックで始める子供の痛みケア~少しの意識改革がもたらす子どもの明るい未来~
時間:9月10日(日)13:00~14:10(提供:佐藤製薬)
▷会場:G303
司会:真部 淳(北海道大学大学院)
演者:加藤 実(春日部市立小児医療センター)
演者:福地 麻貴子(埼玉県立小児医療センター)
日本では「我慢は美徳」という文化があり、病院で採血や予防接種など、子どもの皮膚に針を刺すことによる痛みは、「仕方ないこと」「我慢すること」になっていないでしょうか。幼少期の痛み体験は次の痛み体験を過敏にし、針への恐怖が採血や予防接種の忌避につながることもあり、その痛みの予防やケアが重要です。